音楽レビュー:「SNAKEMAN SHOW(急いで口で吸え)」スネークマンショウ(1981年):かつて一世を風靡した禁断のコントアルバム  

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1980年代に青春時代を過ごした人なら好き嫌いに関わらすスネークマンショウは避けて通れない存在なのではないか?

スネークマンショウとは小林克也、伊武雅刀、桑原茂一を中心とした赤面するような際どいトークコントを披露するパロディ集団だ。

僕の知識では1980年にリリースされたYMOのアルバム「増殖」のコントパートを受け持ったのが最初だと思われるが、その大ヒットを受けて製作されたアルバムが本作だ。

今回はYMOがメインではなく、スネークマンショウがメインで間の楽曲はYMO、シーナアンドロケッツ、加藤和彦、クラウス・ノミなどが務める。

 

コントの構成は80年に来日したポールマッカートニーが大麻所持で逮捕された事件のパロディが前半を占める。

おそらく今なら名誉棄損で訴えられるのではないだろうか?

後は頼りないバンマスを見切ってバンドメンバーが暴走するもの、選挙立候補者とちり紙交換との戦い、そして不条理な戦場コントであるタイトルにもなった「急いで口で吸え」などだ。

 

この面白みを口や文章で表現するのは非常に難しい。

ただ聞き入るとフフッと大笑い出来ない何だかイケナイものを見聞きしたある種のバツの悪さを思い出すような笑いを引き出す、そんなアルバムだ。

今でもある一定の世代で「おぅタメ!」とか「もしサソリに噛まれたら素早く傷口をナイフで切り裂き・・・」とか「ひやういご~」とかつぶやいてお互い笑いあってるオッサンおばさんが居ればそれはスネークマン世代だと思って間違いない。

 

ちなみに第2作はもっと毒が効いてブラックだ。

第3作は紙面に内容を書けない。

それについてはまた回を改めてレビューする。

 

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