IBFスーパーバンタム級王座決定戦:和氣慎吾選手のこと

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昨晩(7/20)IBFスーパーバンタム級王座決定戦、1位和気慎吾と2位ジョナサン・グスマンの試合があったのでその話をしたい。

和気選手はかつて僕が一緒にボクシングをやっていた友人が通うジムの看板選手で、以前から話を聞いたりしていたので注目していた。
和気選手のブログにはいつも俺は世界チャンピオンになると書かれていたので果たして今回どうなるか?とメインの井岡選手より気になっていた。

対するドミニカのグスマン選手はランキングこそ和気より下だが、21戦全勝。しかも全てKO勝利と言うハードパンチャー。
出入りの速い和気にどう絡めて来るのかが気になるところ。

注目した1R、ジャブで様子見の和気に対していきなり大振りを仕掛けて来るグスマン。
和気がいい感じで相手を牽制している様に見立てたが、解説していた長谷川穂積選手はグスマンが押していると判断。
果たしてこの後流れはグスマンが優位に展開して行くのだった。

グスマン選手は低い姿勢から懐に潜り込んで接近戦を得意とするタイプ。
踏み込もうとすれば強打が飛んでくるので、スピードを活かした出入りが得意な和気には分が悪い感じだ。いまひとつ踏み込むことが出来ない。
今回は決定打を打てず特にそれを感じた。
おまけにグスマンは頭から突っ込むタイプなので、2Rにバッティングで和気の右頰が大きくカットしてしまう。これが最後まで大きく響いた。

結局、5回までに和気が4度ダウンを奪われ、早い時点で決着が着くか?と思われたが、相手の打ち疲れもあり、途中和気の盛り返しもあったのだが実力差は歴然で、結局11回TKO負けとなり、和気の世界王者は夢と消え果てた。

自慢のリーゼントはクチャクチャになり顔はバッティングと強打で見るも無残な姿に。

試合後リング上で号泣し、控室でやや自虐を交えた敗戦の弁をしたと聞く。
対するグスマンは試合中は早い段階から余裕の笑顔も見せ、試合後は勝利を確信していたとこれもまた余裕のコメント。
実力差ははっきりしていたのだろう。

先に述べたように和気選手が所属する東京の古口ジムにはかつて一緒にボクシングをしていた友人が通っていたので、以前から彼の事は情報で知っていたし、彼のブログでもその人と成りを想像していた。
一昨年の暮れに最強王者ギレルモ・リゴンドーへの挑戦が決まりかけていたのに、敵前逃亡し試合をキャンセルしたのは有名な話だ。
まぁ、そんな和気選手だから今回の試合は大方予想はしていたのだが、元々スピードの速い選手なので、もしかして?と思っていたが、これほど最悪の予想がぴったり当てはまるとは思わなかった。

世界王者になるなれないは結果の話だが、それに至る過程での和気選手を見ていると、今回の結果はさもありなんと思うのは言い過ぎだろうか?

試合が近づいて来るにつれブログでは早々と祝勝会の予約を入れたとか、馴染みのスポーツバーで応援お願いしますなどの浮かれた文章が並ぶ。

試合に際してトレードマークのリーゼントヘアをばっちりと決め、昔ワルで鳴らした名残か特攻服をモチーフとしたガウンを羽織り、計量では「不良」とプリントされたTシャツを得意げに見せ付ける浮かれ気分の和氣選手。

今となっては失笑しか浮かんでこない・・・

再挑戦するにせよ、引退するにせよ人生は長いので色々と考えて欲しいものである。
まぁ、直接の知り合いでも何でもないのだが…
昨晩の試合を見てそんな事を感じた。

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