音楽レビュー「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」The Beatles(1967年)ロックの概念を変えたロック史の金字塔

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The Beatlesの通算8枚目のアルバム「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」のレビュー。
 
ビートルズ8枚目のアルバムにして彼等の最高作、そしてポップスの概念を変えたとまで絶賛される本作。
前作「Revolver」よりそれまでのアイドルポップス路線の決別を図り、インド哲学への傾倒、テープ逆回しなどによる新たなサウンドの追求がなされたが本作でそれらが昇華し結実したと言えるだろう。
 
この作品は架空のバンドがライブを開催し、フィナーレからアンコールと言う体裁が取られたコンセプトアルバムの先駆けだ。
また楽曲も人々の心の闇や孤独をモチーフとし、それはタイトルの「Sgt.Pepper’s」に表現されている。
 
当時何から何まで斬新だったこのアルバム、僕が初めて手に入れたビートルズのアルバムでもあるが、何も分からない中学生に取ってこのアルバムはちょっと敷居が高すぎたようだ。
この頃のビートルズは音楽も身なりもサイケデリックに染まっており、とても一般のリスナーが嬉々として受け入れるような内容ではなかったと思う。
4人がアイドルだった頃が好きなファンなら尚更だっただろう。
 
今でも好んで聴くかと言われるとそうではなく気が向いた時にしか掛けないアルバムだが、気軽に多重録音が出来ない時代に膨大な手間暇を掛けてレコーディングされたのだと言うことは想像に難くない。
まぁ時代を変えた作品と言うものは万人に受け入れられるものではない、しかし後世に多大な影響を与えていることがこの作品を聞けば分かると言うものだ。

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