音楽レビュー「YELLOW MAGIC ORCHESTRA」YMO(1978年)全てはここから始まった。間違いなく国内の音楽シーンを変えた存在

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記念すべきYMOのファーストアルバムのレビュー。
 
細野晴臣のソロアルバム「はらいそ」でのセッションで意気投合した3人が結集して作られた作品。
このアルバムは当初リリースされた時、レコードの帯にデカデカと「細野晴臣」と書かれていたことから当初は細野のテンポラリー的な企画モノとして捉えられていた節がある。
また「CATCH UP FUSION」とも銘打たれていたのでテクノとしても捉えられていなかった。
ま、当時テクノと言うジャンルはまだ確立されていないだろうから当然と言えば当然なのだが、それほど前例のない作品だったと言える。
 
この作品、スタートはいきなり当時流行っていたTVゲームの効果音から始まる。
今となってはもっと複雑な音も出せる中で当時のコンピューターゲームの効果音は懐かしさを禁じ得ないが当時はこれが最先端だったのだ。
むしろこのようなものを音楽としてデビューアルバムの冒頭に持ってくると言うメンバーのチャレンジ精神が伺える。
 
このアルバムの楽曲は非常にエキゾチックでまだまだ細野色が強く、メカニカルと言うよりも非常に有機的な印象だ。
やはりまだまだ細野晴臣とイエローマジックオーケストラとの位置付けが強いように思える。
 
3人の意気込みとは裏腹に当初は6万枚程度しか売れず、その後アメリカのレコード会社からリミックスされたUS版がリリースされ国内市場もそれがファーストアルバムとの位置付けとした時期が長く続いたが、僕は友人宅で元々のファーストアルバムを聴き、明らかな出来の違いを目の当たりにしショックを受け以来US版は聴けなくなってしまった。
以来レコード3枚、CD2枚と購入しているが現在でも大好きでよく聴くアルバムだ。
まだまだ若い彼等3人が世の中にない新しいものを作ってやるんだとの気構えが伺える。

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