音楽レビュー「Technodelic」YMO(1981年)YMO全作品をして頂点のアルバム

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YMOのアルバム「テクノデリック」のレビュー。
 
YMOがリリースしたアルバムの中で前作「BGM」と共に最も高い完成度だと思う。
YMOはこのアルバムで頂点を迎えた。そして解散するはずだったが周囲がそれを許さなかった。
そして1年の活動休止を経て歌謡曲路線へと向かうのだ。
これはこれで突飛なことが好きなYMOらしいが、彼らの音楽としてはこの作品で出し切ったと言えるのではないか。
 
本作は世界初のサンプリングマシーンを使用した作品だ。
各所に埋め込まれた人の発声による効果音やシンバルの音、工場の機械音をサンプリングして曲に使用している。
曲調はかつてのエキゾチックサウンドはすっかり影を潜め、東南アジア民族音楽が多用され、前作BGMよりもメカニカルで非常に暗い。
 
しかし当時の国内を振り返ってみるとオフコースなどのニューミュージックや横浜銀蠅などの疑似ロックンロールが跋扈していた時代に、30年程時代を先取りしていたこの作品は本当にすごいと思うのだ。

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