特撮番組レビュー「ウルトラマンタロウ」(1973年)ウルトラマンNO.6!!

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ウルトラシリーズの第6作目「ウルトラマンタロウ」のレビュー
 

概要

放送:197346日~197445日(全53話)
製作:TBS、円谷プロダクション
出演:篠田三郎、ペギー葉山、東野孝彦 他

ストーリー

緑のおばさんに扮したウルトラの母は単身生身で怪獣に立ち向かった青年 東光太郎にウルトラ兄弟6番目の戦士ウルトラマンタロウに変身するバッジを与える。

レビュー

第二次怪獣ブームの中ウルトラシリーズの第三弾として登場したのがウルトラマンタロウだ。
この頃僕は小学1年生。
まだ特撮怪獣ものに夢中でTVにかじりついて観ていたのだが、同時に「ウルトラマンももうネタ切れだな」と冷めた目で見ていた作品だ。
何故か?
 
ウルトラセブンに角を付けただけの安直なデザイン。
非現実的なZATの戦闘機や戦闘車輌。
やたら装飾が多いだけで美しさのかけらもない怪獣デザイン。
そしてふざけた子供だましのストーリー。
小さなませガキをガッカリさせるだけの要因がこのウルトラシリーズにはてんこ盛りだった。
何より僕を悩ませたのがウルトラマンタロウと言うネーミングだ。
何で「タロウ」やねんっ!?もっと他の名前はなかったのか??
 
聞くところによれば新シリーズのネーミングは当初「ウルトラマンジャック」だったらしい。
それがこの時期ハイジャック事件がさかんに報道されたのでマズイとそれを取り下げ「ジャック」イコール「男」、欧米で普遍的な男性の名前が「ジャック」なので日本で男の代表名なら「太郎」だろうと言うことで「ウルトラマンタロウ」に決定したそうだ(オイオイッ!!)
 
僕の名前は太郎だ。
ましてや小学生低学年、学校で散々冷やかされたことは想像に難くないだろう。
「悔しかったら光線出してみぃ~」とからかわれてどれだけ泣かされたことか・・・
僕が格闘技をやろうと思ったのはおそらくこの辺りが原体験となっているのは間違いない。
 
ウルトラシリーズの終焉感と自分の不甲斐なさが入り混じった感情。
ウルトラマンタロウと言えばそんな切ない思い出しかない作品だ。
 
ちなみに「ウルトラマンジャック」は後に明確な呼び名がなかった「帰って来たウルトラマン」に授けられることになった。
しかし僕に言わせればタロウはジャックに改名しなければ星に帰ってくれ。そう言う思いしか浮かばない。
僕のこうした思いに反してこの作品、今でも子供達に大人気なんだそうである。
ひねくれ癖は昔から変わらないのか?・・・

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