映画レビュー「ロッキー3」主演シルベスター・スタローン:前2作から方向転換したボクシングアクション作品

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  シリーズのターニングポイントとなった「ロッキー3」のレビュー。

概要

1982年アメリカ映画
主演/脚本/監督:シルベスター・スタローン
出演:ミスターT、タリア・シャイア、カール・ウェザース、バージェス・メレディス、バート・ヤング 他
主題歌:サバイバー

ストーリー

アポロを破り一躍スターになったロッキーは破竹の連勝を続けていた。
そんな絶頂期のロッキーに若い挑戦者が立ちはだかった。
かつての自分のようにハングリー剥き出しに襲い掛かる挑戦者クラバーラングは信頼するトレーナー ミッキーの不調を気にするロッキーをあえなく破り新王者となる。
王座とミッキーを失い失意のロッキーに救いの手を差し伸べたのはかつての宿敵アポロだった。
復活を懸けたアポロとのトレーニングが始まる。
ロッキーは再びチャンピオンに返り咲くことはできるのか。

レビュー

前2作からガラッと趣向を変えた本作は1時間半と言う短めの時間を上手く使ったアップテンポな展開が特徴だ。
今回の敵役クラバーとの対戦はクライマックスだけでなく前半でも展開され、敗戦から勝利を勝ち取るというヒーローものの定石を踏んでいる。
またハルク・ホーガン演じるプロレスラー、サンダー・リップスとのアトラクションファイトと言う大きなオマケも盛り込まれているので、前半部分はストーリーで引きつける前2作から180度異なる手法が取られている。
 
とは言えストーリーがおざなりと言う訳ではなく、アポロに勝ち全てを手に入れたロッキーが人知れずそれらを失うことを恐れている内面部分が大きく描かれるのが特徴だ。
試合前危篤状態となって控室で待つミッキーに敗戦を告げられず泣き崩れるロッキー。
アポロとのトレーニングに身が入らずエイドリアンに「築いたものを失うのが怖い」と本心をぶつけるロッキー。
負けても失う恐怖に立ち向かった事実だけは残るからこの先胸を張って生きていけると諭すエイドリアン。
この映画の一番の見せ場だと思う。
 
3作目からは娯楽志向が強いと思われがちだが決してドラマ部分を軽く考えている訳ではない見応えのある作品だと思う。
またロッキーが足を使ったファイトをするのは本作だけだ。
そんなところに注目するのも面白いかも知れない。
サバイバーが歌う主題歌「EYE OF THE TIGER」も有名。

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