アニメ番組レビュー「機動戦士ガンダム」言うまでもないリアルロボットアニメの元祖

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言わずと知れたリアルロボットアニメの元祖ファーストガンダムのレビュー。
 

概要

放送:19794月~19801月(43話)
製作:名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
原作:矢立肇、富野喜幸
デザイン:安彦良和(キャラクター)、大河原邦男(メカニック)

ストーリー

宇宙世紀0079、地球の周りにはスペースコロニーが建設され多くの人々はそこで暮らしていた。
スペースコロニーの一群サイドスリーは突如ジオン公国を名乗り地球本国に宣戦布告する。
戦いが泥沼化する中でサイドセブンに地球連邦軍の最新鋭戦艦ホワイトベースが極秘裏に入港するが、それを追って来たジオンのモビルスーツがサイドセブンコロニー内で戦闘を開始した。
たまたまそこに住んでいた少年アムロ・レイは成り行き上連邦軍の新型モビルスーツ「ガンダム」を操縦しこれを撃破する。
そして不本意ながら戦争に巻き込まれていくことになる。

レビュー

僕などがここに挙げることもないくらいの作品。
数多くのアニメや実写作品に影響を与え、当時週刊誌に論文も掲載されるほどの大きな社会現象にまで発展した作品である。
一体何を書こうか?と思ったがネタに困っているので当時を知る者として敢えてレビューしてみようと思う。
 
ガンダムが登場するまでロボットが主人公(正確には主人公が搭乗するロボットだが)のアニメは幼稚、子供向けと言う暗黙の認識が存在した。
要するに非現実的だったのだ。
ガンダムではそんなロボット物にリアルな設定を加えた最初の作品だと言える。
ロボットをモビルスーツと言う人型の汎用兵器に仕立てたこと。そのモビルスーツに量産型と言う概念を持ち込んだことなどだ。
 
設定とストーリーにも主人公=正義、敵=悪と言う勧善懲悪のストーリーでなく、敵味方それぞれが普通に悩める人間で、それぞれの組織や立場で悩み闘うと言うスタイルが新しく、それがメインターゲットのハイティーンの心を掴んで行ったのだと思う。
ガンダム以降の作品はこの作品の影響を多かれ少なかれ受けることになった。
そして約20年遅れて今度はTV特撮番組がガンダムのプロットを踏襲することになる。
 
社会現象として当時を知る者としては1980年当時のガンダムブームは本当に凄まじかった。
78年の本放送の時も一部目ざといマニアの間では熱狂的に支持されていたのは知っていたが、80年にTVシリーズを再編集した映画が公開されると同時に爆発的にヒットし社会現象になったのははっきりと憶えている。
 
特に僕たち小中学生の心を掴んだのがガンダムのプラモデル、いわゆるガンプラだった。
つい数年前は売れないので引き取って欲しいと問屋にクレームが入っていたガンプラは当時はどこに行っても入手できなかった(本当の話)
ついにはデパートでの特売に人が殺到し死亡事故まで起きてしまったほどだ。
ホワイトベースやムサイなど戦艦のプラモデルは簡単に手に入るがザクやドムなどモビルスーツはどこに行っても手に入らないネジレ現象も発生した。
特にジオン軍のモビルスーツに人気が集中していたと思う。
 
今でもシリーズが営々と続くガンダム。
今では続編の出発となったこの作品はファーストガンダムと呼ばれるらしい。当時こんな呼び名はなかったので違和感を感じるが・・・
安彦良和氏のキャラクターがよく馴染み、大河原邦男デザインのメカニックが宇宙空間を縦横無尽に駆け巡るこのファーストガンダム、エバーグリーンな作品であることは間違いない。

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