キトラ古墳~高松塚古墳と双璧をなす国内最大級の石室内壁画を持つ古墳【古墳探訪】

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文武天皇陵を辞し一路キトラ古墳に向かった。

キトラ古墳とは高松塚古墳と同じく石室内に精巧な壁画が描かれた古墳時代終焉期の古墳だ。

1980年代に壁画が発見され、2000年代初頭に劣化が進んだ壁画を保存するために石室から剥がした保存活動でご存じの方も多いだろう。

こちらも初めて訪問するが、どうやら高松塚から近いようなので歩いて向かったのだが、これがなかなか辿り着かなかった・・・

 

▲文武陵から4~5km歩いただろうか。坂を登りきると整備された駐車場と公園が見えたので多分近いと思われる。

▲そしてしばしスロープを登ると・・・あれ?

▲キトラ古墳との石碑が立っているのでこれがそうなのだろう。しかし小ささに驚く。

▲高松塚も小振りな古墳だと思ったが、キトラ古墳は更に小さい。古墳と言うよりも土葬の土饅頭のようだ。

▲説明の碑に記されている石室内部の様子と出土品。

▲キトラ古墳の概要が記されています。

▲石室内部の様子をさらに詳しく。古墳がこのサイズなので石室は更に小さいことが伺えますね。
石室は幅1m、長さ2.6m、高さ1.3mとのことで古代人は小柄だったとしてもかなり狭い内部空間なことがわかります。

感想

被葬者については不明であるが、天武天皇の皇子である高市皇子、すくなくても当時の高官の墓であろうとのことだ。

まぁ、こんなに立派な装飾を施した古墳であるので想像に難くないのだが、少なくとも高松塚古墳よりは下位の身分の人だったとどこかで見聞きした憶えがある。

2000年初頭の壁画保存作業によって石室の壁から剥がされた壁画は至近距離のキトラ古墳壁画体験館四神の館に現物が保管されており、特別展示の期間に公開されるとのことだ。

常設展示室では壁画保存に用いられて手法や道具などが展示されており、保存活動の様子などもビデオで見れるのでこれはこれで貴重な資料が展示されている。

壁画のオリジナルについては残念ながら今回はベールの向こう側だったわけだがいつか見てみたいと思う。

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