2016-17シーズンに学んだスキーテクニックのまとめ2【ロングターン編】

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前回で書いた滑りのための基本的な姿勢や操作を踏まえて個別の滑り方の分析に入っていきたい。

前回の投稿はこちら

http://allseasonski.com/archives/5381

先ずはロングターンから解説していく。

解説と言うより自分はこのように滑ってますよと言う感覚の説明だが、エッセンスはプロスキーヤーやレッスンプロからの伝授なのできっと参考になるはずだ。

 

前提:ロングターンを滑る時の意識

斜面真下に落下していく意識を強く持つ

先ず滑る意識としては左右に移動してターンを描いて行こうと言うではなく、あくまで斜面下に向かって落下していく意識を持つこと、極論すれば落下が第一でターンは結果的について来ると言うイメージを持って滑るようにしている。その方が山回りの連続になるリスクが少なくなるように思える。ジグザグに直線的に滑る意識でも良いと思う。結果は綺麗なターンになっているはずだ。

スキーの真上に乗る意識を持つ

そして切替から谷回りそして山回りとあらゆる局面でスキーを真上から荷重できるポジションを確保することだ。
特に切替の局面ではスキーを真上から荷重できるポジションを作り、斜度に合わせてスキーをもっとズラすのかそのまま切っていくのか、自在に選択できるようにしたい。
一旦エッジを決めてしまうようなポジションになると、そのエッジングなりの軌道しか描けなくなるのでやはりスキーの真上に立って自在に選択できるポジションを確保することが大切だ。
上記を踏まえて切換から谷回り、そして山回りまでの動きを分析したい。

各局面での滑りの分析

  • 山回りから雪面抵抗を捉えつつターンマックス~切り替えで、立ててたエッジをフラットに解放する。するとスキーが自分の身体の真下から身体の外側に向かって徐々に離れて行く。
  • 重心を谷方向に入れ替え ながら、次の内スキーのアウトエッジ側、つまり小指に軽く重心が掛かるまで倒して行く。ここをひとつの基準とする。重心が内スキー側の小指に掛かるのを感じると内脚を土台として外スキー(外脚)を踏み出して雪面を削り取って行く(谷回り前半から谷回り部分全般)。外脚で雪面を十分捉えているのを確認しつつ山回りに入って行く。この時外腰が伸びて内倒しないように腰にタメを作って外傾を強めて行く。この時に内脚を同時に外旋させていく。そうすると骨盤のロックが解放できるので斜面と平行になり、ムリなくタメを作りやすくなるはずだ。
  • 山回りではエッジングが強くなるのとスキーが身体の真下に戻って来ようとするので雪面抵抗も大きくなるがそれに負けることなく圧を抜かなければスキーには走 りを生み出す力が蓄えられる。それを切り替えで解放するとスキーの走りが表現できるはずだ。ここでは圧を上に抜かないように注意して、重みを感じたまま斜面下方向に体重移動し谷回りに入っていく。切り替えから谷回りまで気を抜かずに仕上げること。次の山回りまでがターンの一連の流れとなる。

総括

ロングターンはショートターンに比べてゆったりとした動きになるので気持ち的に余裕が生まれるが、同時に間延びしてメリハリのない滑りに陥りやすい。
こう言う理由でロングターンを苦手とするスキーヤーは多いのではないか(あくまで表現者としての目線です。滑り降りる技術は既に有るものとして考えています)。
やはり切り替え時のスキーの真上に乗るポジションと重心移動の仕方によってその後の滑りを決めてしまうと言っても過言ではない。
特に重心移動はターンマックスで身体に対して谷側から真下にある腰から下の脚を瞬時に山側、つまり谷回り方向に素早くシフトさせることが大切だ。
ここが一番難しいのだが、切り替えからターン始動時のポジションと重心移動がスムーズに出来れば後は自動的にターンが完成されるのではないか。
もうひとつは谷回りから山回りに入る時の腰のタメを作る部分だが、その際内脚を内側に絞って窮屈な体勢を取っているスキーヤーを数多く見掛ける。
かく言う僕もそうだ。特に苦手な右ターン(左足荷重時)では注意が必要だ。
こうすると骨盤が固定されてしまうので無理矢理肩腰のラインを平行(つまり腰部分のタメを作ること)にしようとしても骨盤を動かせないので内倒するしかない。
どうしても内脚を絞りがちだがここは思い切って内脚を外旋させ、外脚と内脚の膝頭を平行にすると骨盤のロックが外れ斜面に対して骨盤を平行に保ちやすい。従って腰にタメが出来ると言うわけだ。
これには緩斜面で良いので直滑降からスキーを真横にして急停止する練習が効果的だ。
その際、外脚一本で急停止しようと思ってもなかなか出来ないはずだ。
内脚を上手く使っていくこと、それが内脚の使い方を実感できることに繋がるのではないか。
但し余り内脚を外旋させ過ぎると今度は外脚が流れてしまうので注意が必要だ。
そこで先に述べた重心を内脚の小指に感じることが重要になる。
この部分はスキーヤーによってはターン内側の上体に壁を感じるなど人によって表現はマチマチだが言ってることは同じだと思う。
つまり小指に重みを感じたところで倒れて行くのを止める、内脚の外旋もそこで止める。そうしなければ腰が外れ外スキーが踏めずに流れてしまうからだ。
小指に重さを感じることと内脚の外旋はセットで考えるべきものだろう。
次回はショートターンについて分析してみたい。

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