記憶から消せない恥ずかしい失敗シリーズ①バイシクルアタック【不定期連載】

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ネタに詰まったので過去におこした記憶から消えない失敗談などを書いてみたいと思う。

 

若い頃の僕は今以上にドンくさくて何でこんな羽目に陥るの?と言うことが多々あった。

今回はそんなエピソードのひとつを紹介しよう。

 

大学1年の冬、初めての試験を迎えていた。

勿論夏にも前期試験はあったのだが、専門分野は後期試験でまとめて行われていたと思うので本格的に勉強せねばならなかった。

今の学生からは考えられないだろうが、僕は殆ど授業にも出ていなかったので、乏しいツテを辿ってノートをコピーさせて貰い翌日行われる専門分野の試験勉強を一夜漬けで行わねばならなかった。

しかもその日は専門3教科の試験が同時に行われると言う地獄のような日程で当然僕は一睡もせず朝を迎えることとなった。

 

いくら読んでも読んでも頭に入って来ないので、仕方がないのでヤマを張り答えを六法に書き込んで翌日を迎えるしかなかった。

フラフラになりながら駅に向かうために自転車にまたがって家を飛び出した。

「ヤバい!遅刻するかも」

自宅から大学までは電車で片道二時間も掛かるので焦った僕はペダルを力いっぱい踏み込んで駅に向かって自転車を飛ばしたのだった。

 

途中にどぶ川を埋め立てた歩道があり、そこへの侵入は自転車などがダイレクトに入ってこれないようにU字型の柵が立てられているのだが、いつも僕はそこを自転車で軽々とすり抜けていたのだが、その日は寝不足も祟ったのだろう、ペダルが柵に引っ掛かってしまい「ヤバい!」と思った瞬間僕は乗っていた自転車から放り出され数メートル先の前方のコンクリートに腹から叩きつけられた。

 

ウゥとうめきながら起き上ろうとしたその時、間髪を入れず後頭部に大きなショックを受けて両目から稲妻が飛びだした。

よくギャグマンガの登場人物がショックを受けた時両目から稲妻が飛び出てるシーンがあるが、まさか我が身にそんなことが起ころうとは夢にも思わなかった。

実は自分が乗っていた無人の自転車も遅れて前方に飛んでおり、それが僕の後頭部を直撃すると言うまるでこち亀の両さんがやらかすようなことを僕はしてしまったのだ。

 

それでも奇跡的に上着を袖をひっかいただけで痛む身体を引きずって学校に向かい試験には間に合ったのだが張ったヤマがことごとく外れ、結局何も書けずいい歳になってからのまさかの3種目0点と言う二重にも三重にも苦しい展開に陥ってしまったのだった。

 

教訓:悪い時には更に悪いことが重なるものだ。生ある限り全ては試練だ(ニーチェ)

 

 

(おわり)

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