前半が終了し残り2種目はコース下部を使用する事になる。
コース中盤にはリズム変化を促すパイロンが設置させており、安Doさん情報ではパイロンに入ってからのリズム変化では遅い、入る前に横目でパイロンを確認しつつリズム変化に入るくらいで良いとの事だった。
A藤さん、大学の同窓生なのか僕には親切だ。不甲斐ない先輩でごめんね、スキーも私生活も・・・
3種目目【総合滑降】
先に行われた2種目と違い、バーン下部で行われるこの種目はいかに早くトップスピードに乗せるかが大切だ。
と言うのは、気温が上がるとプラスノーとスキーの摩擦抵抗が増し、漕いでも漕いでも滑らない状態になりがちなんである。
加えて僕の場合、落差を取ったロングターンの中でいかに丁寧なターンを仕上げる事ができるか、脚部の動きを表現できるかに掛かっていると先日撮って貰った動画を見て思うのだった。
今回はジャッジはゴールゾーンのテントで各選手の滑りを解説しながら採点している。レッスンで受け持った時のその人のエピソードなどを交えながら剛さん始めデモの軽妙なトークで盛り上がる。
で、僕の番が回ってきてスタート。
漕いで漕いで低い姿勢を確認してプレター ンからワンターン、ツーターン。
中間のパイロンを杉良太郎ばりの流し目で一瞥を加えながらのショートへのリズム変化。
ここはしつこく4ターン以上するなと徳竹デモから以前アドバイス貰っていたので3ターンで切り上げる。この辺りになって来てジャッジのトークが耳に入る。
はっきりとはわからないが、剛さんの声が聞こえる。
「彼(僕)は頑張ってレッスン受けてるんですよね~」とかそんな意味の内容が聞こえる。
「よっしゃー!!ここは踏ん張ったらんかいっ!!!」と更に気合込めてスピードを上げる。「剛さん、今までレッスンありがとう。頑張って精一杯の滑りするから見ていてね」とか思いつつ更にスピードを上げる僕。
ゴーーールッ!!
結果は???
「ただ今の得点250点」
「・・・○| ̄|_」
激走届かず。
そういや、金子デモが「よく後半バランス持ち直しましたねー」とか言ってたけど、俺バランス崩してたんか??夢中でそれすら気づかんかった・・・
最終種目、「ロングからショートへのリズム変化」と言う難種目を残すのみとなり、気付けばリフトに乗り、スタート位置に向かうと他のみんなはまだゴールゾーンで観戦して声援を送っているのだったチーン
(つづく)
コメントを残す