ちょっと前のテレビ番組の内容と最近自分の周りで起きた事柄について書いてみたい。
各々の内容は取るに足らないことかも知れないのでわざわざこうして書くのもどうか?と思うがそこは気難しいおっさんの戯言と思ってご容赦頂きたい。
ひとつはテレビ番組の内容。
あるタレントがボクシングの元世界王者に対して発したコメントだ。
元世界王者は偉大な国内記録を残し現在は天然なキャラを生かしてタレントとして活躍している。
発言したタレントも元王者と共通した天然キャラでお茶の間に知られた存在だ。
まぁ二人に共通するのは「おバカキャラ」だと言う ところだ。
そのタレントは年齢も若く当然元王者が現役時代に活躍したことを知らない。
そうした背景を持っての発言だが、その内容はこうだったそうだ。
「・・・さんって本当のバカじゃなかったんですね」
もう一つは昨晩僕が近所のコンビニに夕食を買いに行った時の出来事。
レジに向かうと若い女性の店員はゴミ箱の整理をしていた。
そこに僕が清算に行ったものだから急いでやって来ていらっしゃいませと商品を手に取ってレジ打ちを始めた。
「君、商品触る前に手を洗ってくれないかな?」と僕。
その若い子はバツが悪そうに笑って手を洗った後にレジ打ちを始めた。
何が言いたいかと言うと、他人に対する配慮と言うか気遣いが最近希薄になってきているのかな?と思うことだ。
先のテレビ番組は勿論演出やそのタレントのキャラを際立たせる狙いもあるのだろう。
いじられる元王者もキャラ的には旨みのある突っ込みなのかも知れない。
でもいくら面白いからと言って現在の言動を見てバカ扱いの発言をしても良いものなのか?
コンビニの例はサービス業としては失格だ。店長は一体何を教育しているのか?と言う問題もあるがそれ以前に
教えられなくともゴミ箱の処理をしていれば食品を触る前に手を洗うだろうと僕は思う。
この二つの事例を比べて人の気持ちを汲む能力がみんな低下してきて いるのかなと思った次第だ。
勿論気を回し過ぎるのも良くない。何事も程々が良いのは勿論のことだが、何だかこのままで良いのかな?と行く先が少し心配になってきたおじさんの戯言だ。
コンビニ女子店員にそのようにきちんと言えることがカッコイイです。不愉快に思ってもそのように言ってあげる人は少ないかもしれません。まぁいいやではなく、周りも気づかせる役目があることを自覚したいですね。
コメントありがとうございます。
普段は言わないんですけどねー。
ちょっと注意するのも気を遣いますね。