久々にシュワルツェネッガーがターミネーターを演じた「ターミネーター 新起動/ジェニシス」のレビュー。
概要
2015年アメリカ映画
主演:アーノルド・シュワルツェネッガー
出演:ジェイソン・クラーク、エミリア・クラーク 他
監督:アラン・テイラー
ストーリー
スカイネットが放ったターミネーターからジョン・コナーの母親サラを守るために1984年のロサンジェルスにタイムスリップしてきたカイル・リースはそこで年老いたターミネーターに守られたサラ・コナーと遭遇した。
想定していた過去からどうやら変わっているみたいだ。
タイムスリップ直前にカイルの脳裏に甦ったパラレルワールドの記憶を頼りに、サラとカイルはスカイネット起動前夜の2017年の未来に向かってタイムスリップを行うのだった。
そこで二人が見たものは・・・
レビュー
先入観無しで観たがまず一言。
シリーズを続けるために重要人物で英雄扱いのジョン・コナーを悪役に仕立てあげるのはやめろ。
もうひとつは闘いはこれで終わりにしておけ。の2点だ。
色々な資料を見ていると、どうやらこれを起点として新三部作が始まるらしく本作はその1作目とのことだが、個人的にはもう止めておいた方が良いんじゃないか?と思った。
これはあくまで個人的な嗜好と意見なので何とも言えないが、ジョンがスカイネットによって細胞レベルから改造された新手のターミネーターとして行く手を阻む構図やパラレルワールドの概念も持ちだして内容は凝りに凝った感はあるのだが、観ていて決してこの先どうなるんだろう?とドキドキするような展開には感じられなかった。
むしろ2時間ちょっとの時間を持て余し気味で、「いつ終わるのかな?」と時間ばかりが気に掛かった。
おまけにあれだけ苦労してやっつけたスカイネットが実は生き延びていたと言う落ちで思わず画面に向かって「いい加減にしろ!」と叫びたくなった。
ま、3部作だから当然なのだが。
個人的にはシュワルツェネッガー不在の前作の方が面白かったと思うのだがどうだろう。
ターミネーターは人気のある作品なので続編を作りたい気持ちも分からなくはないが、もうそろそろ終わりにしても良いんじゃないかとこの作品を観てそう思った。
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