「敏感すぎて困っている自分への対処法」
苑田純子 著
きこ書房

久々の書評です。
集団や組織での人付き合いや活動で疲れる経験をする人は多いと思うが、中には疲労が激しく心身に支障をきたす人もいらっしゃるのではないか。
そんな人をHSP(Highper Sensitive People)と言うらしく、潜在的には5人に1人が該当するらしい。
往々にして幼少期の親との厳しい関係によって形成される事が多いらしく、対人関係における境界線が薄く、他人の感情の影響を受けやすく、その結果心身に悪影響を受けるみたいだ。
こう言う人にとっては所属する環境が悪ければモロに悪影響を受ける事になる。
しかし日本においてはまだまだ精神論が強く、自分を責めて我慢する人も多いのではないか?
いずれにせよ、心当たりのある人は該当する箇所を確認すると、生き方を見直すきっかけになる内容ではないかと思うので本書を一読されることをお勧めする。
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