長野県内最大の前方後円墳「森将軍塚古墳」を訪ねる:2016年長野旅行

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今回の旅行で「どこに行こうか?」と考えた時、普段では行かない(行けない)ところに行こうと思った。

と言うのは奥さんが余り行動的なタイプではないのと慢性運動不足だからだ。したがっていつもは車でアクセスできるところを中心に観光していたのだが、今回は僕一人なので、滅多に行かないところを目的地とした。

それがここ森将軍塚古墳である。

森将軍塚古墳は全長約100mで県内最大の前方後円墳。この地方を納めていた豪族の墓だが被葬者は特定できていない。

丘陵上の曲がった尾根伝いに築造されているので左右非対称で左曲がりの珍しい形状をしている。

前々から訪れたかったのだが、スキーの帰りになるので時間的制約と疲れているので行けなかったのだが、今回絶好の機会と思い訪れた。

早速紹介してみよう。

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まずは併設される資料館に再現された後円部にあった竪穴式石室の復元。これは国内最大級の大きさとのこと。

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出土した副葬品の数々も展示されている。古墳の築造にはどうやら畿内の技術者が協力した様子がうかがえるとのこと。

古代のロマンですね~。

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いよいよ古墳を目指します。山のてっぺんに少し顔を覗かせている。有料送迎バスも出ているが僕は歩いて登ることを選択。決して500円のお金をケチったわけではないw

麓には復元された竪穴式住居も見える。

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古墳までは約1km。舗装された道を20分で行けるらしい。途中ショートカットルートも存在するらしいが急こう配とのこと。

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ショートカット利用。上に着いたら息が切れる・・・

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ショートカット2回利用でようやく到着。きれいに復元されている。

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前方部に設置されている案内板。若干墳体がいびつなのがわかりますね。前方部にも2か所埋葬施設があるのが確認されている。

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後円部から善光寺平を望む。埋葬者は墳体の形を変えてでもここにこだわったのだろう。

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後円部。四角で囲ったところが資料館にあった石室の位置だ。

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古墳の全景がよくわかる。個人的感想としては思ったよりも小振りに感じた。墳丘も一段構造なので被葬者が中央政権に対してどのような位の人物だったか想像を巡らせるのも楽しい。

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墳丘脇に点在する埴輪再利用の棺。この古墳にはこうした棺や組石の石室が点在している。

 

感想

ようやく念願が叶って古墳を見学することができた。

場所は更埴ICより車で10分程度なのでアクセスは楽だが、山頂に築造されているため徒歩で目指すにはそれなりの覚悟が必要だ。

とは言っても舗装されているし、有料送迎バスもあるから不便はないだろう。

もちろん築造当時にはこのような便利なアクセス道路はなく、それでも被葬者はよほど強い思い入れを持ってこの地を選んだのだろう。

墳丘に立って善光寺平を眺めるとそう感じる。被葬者が後の世まで睨みを利かせたいのか、民の後々までの繁栄を望んだのかそれは知る由もないが、おそらく後者だと思いたい。

 

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