信州の北部にある野沢温泉スキー場は僕のホームゲレンデだ。
そのアクセスで飯山市内の国道117号線沿いにここ「富倉そば支店」がある。
富倉そばとはこのお店の名前でなく蕎麦の名称だ。
飯山市富倉に伝わるヤマゴボウの繊維をつなぎに用いて独特の香りと強いコシの食感が楽しめる一部地域でしか供されない幻の蕎麦だ。
シーズン中は宿の食事でお腹いっぱいなのでなかなか寄ることができないが、こうして時間がある時は必ず寄って楽しむようにしている。
さっそく紹介しよう。

117号線沿いに大きな看板を掲げているのですぐにわかる。

三角屋根のシンプルな佇まい。出入口の前には20台ほどの駐車スペースあり。

各種お蕎麦がございます。今回も天ざるを注文。定番です。

店内は厨房を取り囲んで10席程度のカウンターとお座敷。この日は珍しく空いていました。混むと相席となります。

ジャジャーン!やって来ましたまぼろしの蕎麦富倉そば。

天ぷらは長野らしく山のものと海のものの混成で。ここ北信地方は40㎞も北上すれば日本海なので海の幸も新鮮だ。サクサクで美味い。

メインの富倉そば。ところどころに見える黒い粒粒がヤマゴボウの繊維か。

そばつゆに漬けて一気に頂く。こちらは薬味としてわさびが付いていないのでリクエストすればその場で摩り下ろして持って来てくれる。
感想
蕎麦を語れるほどの知識はないのだが、こちらの蕎麦を食べると確かに冷水で良く締まった冷感と歯ごたえと弾力のある食感を楽しめる。
今回図らずも白馬方面と長野市内でも昼食は蕎麦で食べ比べとなったのだが、上に挙げた食感は断トツにここ富倉そばが一番だ。
こちら支店と言うことで飯山市内には本店がある。そちらは聴いたところによると本当に富倉そばオンリーのお店みたいなので興味が湧けば寄ってみることをお勧めする。
お店の情報はこちら
tabelog.com/nagano/A2001/A200105/20009596/
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