去る3月27日に開田高原マイアスキー場で2016-17シーズンニューモデルスキーの試乗会があったので気になるスキーを試しました。
まずはOGASAKA TC-SH

概要
長さ:165cm(R=12.8m)
幅:117㎜:67㎜:104㎜(トップ:センター:テール)
形状:フロント・フロート・システム(F.F.S)、フロント・リード・ファンクション(F.L.F)
印象
基礎スキー競技専用でショートターン専用モデル。
選手の使用率も高く一番気になってたモデルだ。
当日の状況は朝一番でバーンは硬く斜面はフラット。いきなり頂上の急斜面で試すことになった。
ウォーミングアップを兼ねて様子見でショートターンをするが、思った以上に扱いやすく、雪面を良く捉える。
勿論エッジは研いでいる状態なので当然だが、エッジの雪面への食いつきが良い。しっかり荷重できてスキーのたわみを活かした滑りができる。
また形状はF.F.SとF.L.Fと言うオガサカ独自の技術を盛り込んでいる。これはどういうものかと言うと、F.F.Sとは簡単に言えばトップロッカー形状の事で雪面抵抗を軽減させ操作性の向上が図られていることだ。これにスキーの傾きによって最適な変曲点に変化させるF.L.Fを組み合わせることによって操作性の良さを損ねることなく、安定性やスキーの走りを生み出せる。
実際試乗してトップロッカーでありながらトップからしっかりと雪面に食い込んで旋回し非常に操作性と安定感のバランスが良いと感じた。
ショートターン専用機だが、ロングターンにも十分対応できる。高速でもスキーがばたつかず非常に安心して乗れるスキーだ。
競技専用のスキーなのでどんなもんだろう?と思っていたが、実際履いてみると非常に操作性が良く且つ安定性に優れた名機ではないかと思った。
是非来シーズンの候補に入れたい。
そう感じさせるスキーだった。
[…] 2016-17ニューモデル試乗インプレッション OGASAKA TC-SH […]
[…] 2016-17ニューモデル試乗インプレッション OGASAKA TC-SH […]