映画レビュー「ドラゴン/ブルース・リー物語」ジェイソン・スコット・リー(1993年アメリカ映画)

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伝説のアクションスター、ブルース・リー伝記的映画「ドラゴン/ブルース・リー物語」のレビュー。
 

概要

1993年アメリカ映画
主演:ジェイソン・スコット・リー
監督:ロブ・コーエン
 

ストーリー

父親の勧めで渡米した香港の不良少年が白人社会での差別や現地中国人達の嫌がらせを乗り越え、道場経営から映画スターへの道を進む挫折と栄光を描く。
 

レビュー

伝説のアクションスター ブルース・リーの生涯を描いた作品だ。
ブルース・リーの伝記的作品は数作品あると思うが僕はこれが一番好きだ。
 
伝記などで見られる彼の生涯に忠実に沿いながら上手くフィクションを絡ませて上質のアクション作品として仕上げている。
冒頭から幾度となく出現するその死を予感させる鎧姿の魔神などがその例で、この魔神を倒すことで彼の心の闇や恐れを乗り越えた様子を描いている。
また映画の撮影中にかつて決闘で破った格闘家の弟が私怨で殴り込みを掛け乱闘になるシーンがあるが、そんなことないだろうと思いながらも上手く作品にマッチしてアクション作品としての側面を盛り上げる。
魔神との最終決着が「燃えよドラゴン」のラスト 鏡の間での決闘シーン撮影最中に組み込まれているのも映画を知っている世代としては作品に引き込まれる要素だ。
 
主演は東洋系のアメリカ人俳優ジェイソン・スコット・リーが勤める。
彼は顔はどちらかと言えばトータス松本似で全くブルース・リーに似ていないのだが表情や仕草の作り方を良く研究し、切れのある身体能力を見せつけることで見事にブルース・リーになり切ったと思う。
まず当たり役だと思う。
 
ランディ・エデルマンが手掛けた音楽も見事で作品を盛り上げる。
同時期に公開していた「フォレスト・ガンプ」の予告編でのBGMにも流用されていたので聞いた方もおられるかも知れない。
 
監督は「デイライト」、「ワイルドスピード」などアクション作品に定評のあるロブ・コーエンが手掛ける。
どちらかと言えばさほど話題にもならずマイナーな作品かも知れないが、良いバランスで虚実入り混じった上質の伝記アクション作品だと思う。
 

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