タイトルを変えました(笑)
Facebookで口上を書く時浦島スキー太郎としていたのを今回からそのまま使うことにする。
Facebookで口上を書く時浦島スキー太郎としていたのを今回からそのまま使うことにする。
20年振りにスキーを復活して色々過去とのギャップを感じたことを綴って来たが前回話題にしたショートターンで追加したいことをもうひとつ。
それはスキーの形状のことだ。
カービングスキーが普及して旧タイプのスキーは過去に追いやられてしまった。
しかし新たに登場したカービングスキーも1996年の登場から今の形状だったかと言えば勿論そんなことはない。
長さや形状に改良が加えられ現在の形になったのだ。
そしてこれからも変化していくことだろう。
ここ数年でのカービングスキーでのニューカマーはロッカー形状のスキー(ロッカースキー)だろう。
ロッカースキーとは何か?簡単に言えばスキーの前部分と後ろ部分が若干反りくり返った形状のスキーだ。
用途によって前だけが反っているもの(フロントロッカー)、お尻も反っているもの(フルロッカー)が存在する。
ロッカー形状のメリットは何か?と言えばターンのきっかけを掴みやすいと言うことに尽きる。
乱暴な言い方だが反っているので前後が邪魔にならないのでスピンさせやすいのだ。
しかし僕はこのロッカースキーは特にショートターンをする時には邪魔なのではないか?と思っている。
最近のショートターンはブーツセンターを中心にピボット操作してターンを作るのではなく、先の投稿で挙げたようにバンクターンの連続だと思っている。
ブーツ中心にスピンターンをすることは横滑り部分が生じるはずなのでカービングターンとはならない。
しかしスキーのサイドカーブなりのターンはピッチの短いパラレルターンとなる。イメージ的には丸い半円を繋ぎ合わせたイメージだ。
それには仮想バンクを設定してバンクターンするとイメージを掴みやすいと先に書いた。
その際ロッカースキーの反った形状ではトップが雪面に喰い込まずスキートップが回り込まないと思うのだ。
現在のショートターンはサイドカーブなりのターンを描くため自然とトップが回り込んで来る。
そのためにはトップから雪面コンタクトを取らないといけないのだがロッカースキーではトップが反っているので雪面に食い込ませるのが困難になると思うのだ。
僕は敢えて今の基礎種目に拘るのならロッカースキーが出る前のキャンバー形状のスキーの方が適しているのではないかと感じている。
キャンバー形状とはスキーセンターが若干弓なりになってスキートップとテールが雪面にくっついた従来のタイプのスキーだ。
僕のこうした仮説が正しいのか否かは分からないが、今シーズンあたりから再びキャンバースキーが復活の兆しを見せているようだ。
スキーの楽しみ方は千差万別でそれぞれの人なりの楽しみ方があると思うので僕が述べたことを押し付けるつもりはサラサラないが、あーでもないこーでもないと色々思いを巡らせるのもまた楽しいと思っているのだ。
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