三ツ城古墳~東広島市に存在する広島県下最大規模の前方後円墳を訪ねる【2016年秋香川~広島旅行】

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広島市内を後にして大阪に戻る途中、時間があったのでお隣の東広島市内にある県下最大規模の前方後円墳である「三ツ城古墳(みつじょうこふん)」を訪れた。

5世紀に築造された90m級の前方後円墳で、築造当時の状態に復元されて現在は古墳公園として開放されている。

かつて広島市内で勤務していた時、偶然仕事の合間にこの古墳を見掛けることがあり機会があれば是非訪問したいと思っていたのだ。

今回その念願が叶った。

早速紹介しよう。

▼国の史跡に指定されている三ツ城古墳。被葬者は不明だが当然この地方を納めていた豪族が葬られているはずだ。

発掘調査で後円部の竪穴式石室からは若干の副葬品と人骨が出土したと記載されていた。

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▼後円部より古墳(1号墳)を望む。三ツ城古墳は3つの古墳からなっており、最大規模の前方後円墳が1号墳と呼ばれている。

築造当時のように墳体は葺石で覆い、三段造りのテラス部分には円筒埴輪が巡らされている。

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▼中段テラスより後円部を望む。三段造りの前方後円墳は被葬者がかなりの有力者であったことが伺えるものだ。

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▼右側の造出(つくりだし)。造出とは祭祀を行う場と考えられている古墳のくびれ部分にある出っ張りのこと。大規模の前方後円墳の両側もしくは片側に付属していることが多い。

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▼前方部より後円部を望む。墳体は後ろの丘陵を加工して仕上げた模様(いちから土盛りをして築造したのではないようだ)。

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▼後円部より前方部を望む。後円部には3か所の埋葬施設が発見されており、アクリルで覆われた天蓋を通して中を伺うことができる。
前方部にも埋葬施設が存在していたようだ(画面上部)。

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▼後円部竪穴式石室の様子。アクリルの透明度が悪く見難い!

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▼後円部より陪塚(ばいちょう)の2号墳を望む。更にその先には三日月形の3号墳が存在するが、具体的な形が分からなかった・・・

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▼陪塚も綺麗に復元されている。

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▼1号墳後円部よりのロングショット。前方後円墳の美しさがよくわかるショット。

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▼公園外の道路から前方部を撮影。最下段は葺石ではなく芝生で覆われている。これは多くの古墳公園がこの手法取っていますね。

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▼前方部斜めからのショット。これも前方後円墳の姿が映える美しいショット。

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感想

市街地に存在する三ツ城古墳。古墳公園として遊具も設置されており市民の憩いの場になっている。

整備された古墳公園は数か所訪れたが、これほど子供が遊びまくっている古墳と言うのもあまりお目に掛かった記憶はない。

それだけ市民に愛されているのだろう。

被葬者も草葉の陰で喜んでいるに違いない。

 

三ツ城古墳公園の詳細はこちら

city.higashihiroshima.lg.jp/kanko/bunka/4/6426.html

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