明けて19日のレッスンは場所をハチ高原から山頂で繋がるハチ北スキー場に移しての開催となった。
たまたま僕はハチ北側に宿泊していたので集合時間まで足慣らしを兼ねてコースを巡って来た。
ここはハチ高原と違いエキスパートでもたじろぐ急斜面が存在する。
看板ゲレンデの「北壁」だ。
そこを中心に早速紹介しよう。

▲麓の宿泊街から連絡リフトで中央ゲレンデまでやって来た。ここは名前の通り中斜面のメインゲレンデで、ある意味ハチ高原の玄関口とも言える。試乗会などの催し物もここで行われる。高速クワッドリフトで山頂に向かうのもここから。

▲一番上に見えるのが北壁だ。こうしてみると随分な高低差があることが分かる。

▲高速クワッドを降りて山頂に直行するリフトに乗車。右側のリフトに乗れば北壁の下部まで行ける。

▲ジャジャーン!北壁の全貌が見えてきた。急斜面にびっしり貼りつくコブコブ。手前に見えるラインコブは上級者モーグル練習コースだ。

▲ネイチャーゾーンに作られたモーグルコース。見るからに厳しそうだ。

▲安易な接近を拒むようなその姿。

▲北壁下部はなだらかな斜面が広がっている。地獄を抜ければ極楽が待っている。

▲北壁のコブ地獄(笑)

▲山頂(北壁の上)。三角屋根の向こう側にスカイビューコースがありハチ高原スキー場に滑り降りられる。
但しそれなりの腕前が必要だ(リフトでも下山できます)。
ハチ高原スキー場スカイビューコースの様子はこちら
allseasonski.com/archives/4852

▲北壁を上から覗き込んだところ。余りの急斜面で正視できない(>_<)

▲向かって左手の北壁迂回コースの「樹氷コース」

▲樹氷コース途中。こちらは迂回コースと言いながら幅の狭さがテクニックを要するコースだ。
斜面が硬くなるとコントロールに細心の注意が必要となるだろう。

▲北壁下部には中初級者用のモーグル練習バーンも設けられている。とことんコブ好きには嬉しいレイアウトだ。

▲北壁上部(山頂)よりハチ高原を望む。随分標高差があることが分かる。ハチ高原が関西のスキー場で最も長い4月中旬まで営業できる所以だ(ハチ高原は2017年は3月20日で営業終了)。

▲北壁向かって右側のもうひとつの迂回コース「スカイロード」

▲スカイロードは幅が広く樹氷コースよりも格段滑りやすい。朝一はロングターンが気持良いコースだ。

▲北壁下部でロングターンのレッスン。
感想
ハチ北スキー場は2度目の訪問だ。
僕は大抵奥神鍋に行くのだが、スキー場の規模、レイアウトを考えるとハチ北の方が格段スケールは大きいと思う。
特に北壁のコブ斜面はかなり手ごわいものの、必ずしも山頂からトライしないといけない訳ではなく、リフトも途中までなど数種類存在するので上級者から初級者まで楽しめるようになっている。
ネックは駐車場の高さ(1800円/日)だが、これを差し引いても魅力あるスキー場と言えるだろう。
山頂で繋がっているハチ高原と合わせると関西屈指のスキー場であることは間違いない。
極上の雪質と量を誇るハチ北は多くの但馬地区のスキー場がクローズされるこの時期まだまだ滑れるはずだ。
まだ行ったことが無いスキーヤーに是非おススメする。
ハチ北スキー場の詳細はこちら
hachi-hachikita.co.jp/hachikita/index.html
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