ケイスキーのSLXと言うスキーを試したのでレポートしたい。
ケイスキーは旧カザマスキーの技術者が札幌で立ち上げたハンドメイドスキーメーカーで、丁寧な造りに定評がある。
これは技術選で使用されるショートターン専用スキーと言うことだ。
以前ケイスキーのオールラウンドタイプのスキーを試乗して最後まで候補で悩んだが果たしてこれはどうだろうか?
レポートしよう。
斜面状況
日程:4月15日
試乗バーン:野沢温泉やまびこゲレンデ
バーン斜度:15-20度
斜面状況:ナチュラルバーン、コブ
天候:晴れ
雪質:重い湿雪
スキー概要
名称:KEI SKI SLX(ケイスキー SLX)
長さ:165㎝
幅(トップ/センター/テール):112㎜/66㎜/103㎜
サイドカーブ:R=13.0m
構造:不明(詳細調査中)

▲落ち着いた控えめなデザインだ。

▲丁寧でこだわりのあるスキーの造りには定評がある。
印象
これを履く頃にはかなり気温が上昇し、雪面状況は最悪でスキー操作が難しい状況になってきた。
そんな中でかなり期待してこのスキーを試すことになった。
技術選のショートターンで使用されるショートターン専用機と言うことだが、意外とロング系の滑りが切れていける印象だった。
逆に肝心のショートターンは素直なオガサカのTCなどと違い操作に癖があるように感じた。
数年前やはりここでオールラウンド系のARX-15と言うスキーを試したのだが、慣れるまでちょっと時間を要した。
これもそんな感じだろうか。
とにかくしっかりとスキーに荷重しないと真っ直ぐ走ってしまう。
テールをしっかり使ってターンを仕上げる感じだろうか。
オートマチックでなく優しくない。一言で言えば乗り手を選ぶスキーだと感じた。
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