丸山古墳を後にして次はメインの高松塚古墳に向かうことにした。
奈良県最大級の前方後円墳 丸山古墳の投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/5247
ご存じの方も多いと思うが、高松塚古墳は1972年に飛鳥時代の人物を描いた壁画が発見されて有名な終末期の古墳だ。
また2000年代に入り、石室内の壁画が劣化し石室を解体して壁画の復旧が行われたのでご記憶の方も多いだろう。
そんなこともあったを憶えていたので一度訪れてみたいと思っていたのだった。

▲高松塚古墳周辺は現在、国営飛鳥歴史公園として整備されている。

▲往時は竹藪だったのは想像に難くない。高松塚の壁画発見の糸口となったのも近所の農家の人が生姜を保存する穴を掘ろうとして偶然石室の一部が見えていたのを通報したらしい。

▲綺麗に整備された公園。ピクニックでくつろぐ家族連れが多い。しばし公園内の遊歩道を歩くと。

▲何やら古墳らしきものが見えてきました。

▲目的地高松塚古墳に到着。想像以上に小さな古墳と言う印象。しかし二段構成の立派な造り。高貴な身分の人物が埋葬されていたのは想像に難くない。


▲現在は石室の温湿度管理施設が撤去されて往時の姿が再現されています。

▲遠くから撮影してみた。手前ではボランティアの人が熱心に説明していた。

▲数十メートル離れた高松塚壁画館で復元された石室内の壁画を見ることができます(但し複製、入館は有料)。
感想
昔写真で見たのとは随分外観が変わっており、また想像以上に小さい古墳だったのでそれにも驚いた。
現在古墳からは石室が抜き取られてまだ壁画の修復中なのだろうか?
しかし往年の石室入口がコンクリートと鉄製の門扉で固められた姿より築造当時を再現した現在の様子の方が遥かに良いと思った。
周囲は綺麗に整備されているので、散策には持って来いの場所だと思う。
尚、近辺に駐車場は3か所(公園の無料駐車場が2箇所、民間の有料駐車場が1か所)しかないので行楽シーズンは電車で行った方が良いかも知れない。
おまけ

▲高松塚近辺の注意を促す看板。マムシと言いながら絵が猛毒のコブラに、多分スズメバチを警戒せよと言うのが毒のないミツバチなっているのが笑える。
コメントを残す