天武・持統天皇陵~高松塚古墳に至近距離の被葬者が特定されている数少ない天皇陵【古墳探訪】

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高松塚古墳に向かう前に実は道に迷ったのと、駐車場が満車で入れず付近をウロウロしていた時に天武・持統天皇陵が見えたのでそちらを先にお参りすることにした。

高松塚古墳の投稿はこちら

https://allseasonski.com/archives/5250

なぜ天武・持統天皇陵だと分かったのか?

それは古墳マニアだからだ。

持統天皇は今皇位継承を巡って喧々諤々と議論されている史上初の女性天皇で、また初めて火葬された天皇でもある。

鎌倉時代に盗掘にあった事件のいきさつが古文書に詳細に記されており、被葬者が特定できた数少ない天皇陵でもある。

 

 

▲麓に3台くらい停められる駐車場が完備されている。小高い丘を登って行くと。

▲正式には「檜隅大内陵」と言うらしい。墳丘の形状は非常にめずらしい八角墳。被葬者は非常に高貴な身分の人であることがわかる。

▲丘の上にあるので道路からも良く分かる。

▲周回してみる。50メートルくらいだろうか。

▲八角墳の面影はないが墳丘がよくわかる。このどこかに石室の入り口があるのだろうがよく分からない。

 

感想

検分が記された阿不畿乃山稜記(あおきのさんりょうき)によればめのうで出来た石室は前後二室に分かれており、金具は全て金製、で朱塗の棺(天武天皇)の横に銀製の骨壺(持統天皇)が据えられているとの詳細な記述がある(天武天皇と持統天皇は夫婦)。

こじんまりしたこの古墳の内部にそのような空間があると言うのは何とも空想を掻き立てられる思いがする。

残念ながら見つけられることは出来なかったのだが。

色々資料に当たって見ると江戸時代辺りには全般的に御陵の管理がずさんで、墳丘に登ったり石室内を見学する庶民を描いた絵も存在するらしい。

大昔のこととは言え随分残念な感じがする。

古墳とは元々お墓であるので見学すると言うのも現代人からすれば抵抗を感じるのだが、何よりもこのような場所は人目に触れずそっと秘密のベールに覆っておく方が個人的には想像力が掻き立てられて望ましいように感じる。

 

 

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