気のおけない友人や仲間達と過ごす時間はアッと言う間に過ぎる楽しいひと時だと思います。
仲間と一緒に行動するのは何故楽しいのでしょうか。
僕が思うのには体験を共有できる事が大きいのではないか、と思います。
連帯感や一体感と言うのでしょうか。安心すると言うのも考えられますね。
しかしいつも他人とベッタリと言うのも困りものです。
知らず知らずに慣れ合い(依存)が生じると思うからです。
よく四六時中友人にベッタリくっついている人がいます。
家庭に目を向けても奥さんがいないと何も出来ないおじさんなど、またそう言う人に限って会社でも連れ立ってランチに行ったりして(笑)。
自分でも自覚のないままに他人と行動を共にしているのかも知れませんね。
今回はたまには独りになってみませんか。と言う事について書き綴ってみたいと思います。
何故僕が独りになる時間を持つ事を勧めるかと言うと、独りでいる事に身を置くことで自分を振り返る時間が持てると言う事に尽きます。
これは何も友人などの他人のみでなく、家族に対してでも出来ればそうしたいものです。
たとえ短い時間でも良いので独りになれる時間を確保してみてください。
また独りで行動するが寂しいから避けると言う人もおられると思います。
でも果たしてそうでしょうか。
僕の経験で言えば、たとえば一人旅です。
旅には同伴者が付き物と言うのが一般的だと思います。
道連れがいた方が経験を共有できるので楽しさが倍増するからで、独りで旅行をするのは寂しく暇を持て余すのではないか?との危惧があるからだと思うのですが、実際は真逆だと思います。
一人旅は意外と楽しいものです。
連れがいるとある程度行き先や行動に妥協しなければなりませんが、独りならそれもなく自分の気の向くままに行動する事が可能です。
好きなところに行けますし、疲れたら宿で寝ていても構わない。ノーストレスで病みつきになる事でしょう。
逆に独りになる事を避けるのには、独りでいると疎外感を感じるのではないか?客観的に見てカッコ悪いのではないか?との思いがあると思います。
「おひとり様」と言う言葉がやもすれば誰にも相手にされない孤独な様を表す事にも影響するのでしょう。
しかしこれも思い込みに過ぎず、慣れると独りで居る事がこれほど気楽で楽しい事はないと言う事を実感するでしょう。
むしろいつも誰かとつるんでしか行動出来ない人が勿体ないと思うのではないでしょうか。
こうして独りになって自分を振り返って充電したらまた集団の中に入っていけば良いと思います。
何より独りになる時間を大切にするからこそ他人との交流が一層味わい深いものになるからです。
そして孤独に強くなると言う副産物も生まれるかも知れません、独りでいる事や行動する事に抵抗が少なくなるかも知れませんね。
何よりもいつも何か手掛けていなければ不安になると言う一種強迫観念が和らぐと思います。
それでは今回はこの辺で。
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