僕の2017-18年のスキーシーズンが終わって一か月余り経ちました。
シーズンでの課題はともかく、使った道具のメンテナンスはきちんとしなければなりません。
以前スキーブーツのチューンナップをお願いした大阪市内にあるスキー工房ヒグチさんに伺って、丸まったスキーエッジのチューンナップとスキーブーツのビンディングとの連結部分への保護材の装着、そしてサマースキーのチューンナップをお願いしましたので紹介したいと思います。
スキー工房ヒグチさんの以前の投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/3957

▲表通りから入った工場が多い通りにひっそりとお店を構えるスキー工房ヒグチ。
コアなスキーヤーが訪れる知る人ぞ知るショップです。

▲チューンナップのラインナップです。
スキー、スノーボードともニーズに対してきめ細かい対応が可能です。

▲お願いしていたコバガードが装着されていました。
コバとは靴の専門用語の様です。今回のケースではスキーブーツのビンディングに接続するための前後の出っ張りだと思ってください。
ではなぜこんなのを装着するのか?と言いますと・・・

▲スキーブーツはスキー操作をする内に前後上下左右にと信じられないくらいの荷重や引っ張りそして捻じれなどの負荷が掛かっています。その結果スキーとの連結部分がこのように痛んで来る訳です。

▲そこで摩耗防止のためにこうした金属片を埋め込みます。
これをコバガードと呼びます。

▲コバガードは前後に装着します。コバの摩耗を防ぐと共に滑走中の誤開放(スキーが外れてしまうこと)も防ぐ効果が期待できます。
何よりブーツが長持ちしますね。

▲スキーはシーズンが終了したらすぐにチューンナップに出した方が良いとの事です。
エッジの錆び付きもさることながら、滑走面の劣化をいち早く防止するためです。
これも長持ちにつながる事ですね。

▲プラスノースキーに使用するために先日リサイクルショップで格安で購入した中古スキーをサマースキー専用チューンナップを施して貰います。

▲早速取り掛かってくださる店長の中井さん。
この人は大阪府スキー技術選の現チャンピオンでもあります。

▲サマースキーのエッジ研ぎは基本的に現地で自ら行うのですが、こうした中古品は本来の雪上で使うチューンが施されていますので、最初はこうしてショップにお願いして先ずは滑走面をフラットに仕上げて貰う必要があります。
ヒグチさんでは今年よりプラスノー用のチューンナップも始められたとの事で早速お願いした次第です。
感想
スキーは滑るための技術研鑽もさることながら、道具類も揃えて終わりではなくメンテナンスが必要です。
シーズンが終わればきちんと道具を労わってあげること、そして気になるところはリペアしていきたいものです。
ですので自宅の近所にこうした信頼できるスキーショップがあるのは本当に助かります。
きめ細やかなサービスと専門性は量販店では叶わないものだと思います。
こちらにはそれが全て揃っていると思います。
店長の中井さんとの何気ない会話の中から大きなヒントを貰えるかも知れません。
こうした事が小規模な専門ショップの醍醐味じゃないでしょうか。
今回新たにプラスノースキーのチューンナップも開始されたので、その様子も追ってアップしたいと思います。
スキー工房ヒグチのプラスノースキーチューンナップ情報はこちら
https://ameblo.jp/ski-studio/entry-12375182601.html
コメントを残す