現在「極少食」を継続しています。
極少食とは102歳まで生きた16世紀のイタリア人ルイジ・コルナロが実践した食事法です。
極小食の投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/6727
僕は極少食を始めて1ヶ月半程経過しましたが、現在体重はピークから6㎏減少し、そしてまだ続いている状況です。
そして何よりも体調が素晴らしく良いです。
これは実践してみないとなかなか分からない事でしょう。
でも極少食の効果は素晴らしいと実感されるのですが、人に「これは良いよ」と触れ回ったとしても実行に移す人はどのくらいいるでしょう?
考えるまでもなく実行される人はほぼゼロでしょう。
理由はいくつか考えられます。
・健康でいたい(ダイエットしたい)けど現在切羽詰まった状況じゃない
・話自体が現代医学や栄養学から考えて非常識なので怪しい
・美味しいものを食べる事は人生の楽しみのひとつなので手放したくない
思い付くのはこんなところでしょうか。
経験上でこう言った話をしても大体「そんな怪しげな、それに食べる楽しみがなくなるので考えられないよ」との返答が返って来るのであながち的外れではないと思っています。
「食」に関しては生理的欲求でもありますので、なかなか手放せない事は理解しますが、極少食はそれを乗り越えても有り余る実感とメリットがあると僕は思います。
特に3番目の「美食は人生の楽しみなので手放したくない」と言う部分に焦点を当ててみたいと思います。
節食(極少食)が健康やダイエットに効果があると分かっていてもなかなか踏ん切りが着かない最大のポイントが美味いものを食べたいと言う欲求ではないでしょうか。
それも出来れば大量に(笑)
美味しいものを食べると幸せな気分になりますし、人にも寄りますが沢山食べられると満足感が満たされます。
美味しいものを食べられないなら死んだ方がマシ!
本気かどうかは分かりませんがそんな事を言う人もいると思います。
しかし、死んだ方がマシ!と言いながらそれが昂じて体調不良になるとやはり後悔する訳です。
であれば出来るだけ早くからそのような欲望を控えるようにすれば良いと思います。
しかし、こうした食い意地をセーブするのはなかなか容易ではない事は僕もよく分かっていますのでこう考えればどうでしょうか?と言う事を提案してみたいと思います。
・美味いものはたまに食べるから有難味を感じるもの
・スタミナを付けようと腹いっぱい食べると却って疲労する
・目標を見つけて取敢えず続けてみよう
美味いものはたまに食べるから有難味を感じるもの
美味しい食べ物や料理は魅力なものです。
食べる事で幸せを感じる事も多いでしょう。
でも美食ばかり続けると確実に病気になります。
これは事実を示さなくても明らかな事でしょう。美味しいと感じる食物が健康に良いものとは限らないからです。
焼肉が大好きだからと毎日大量に焼肉を食べ続ければ確実にコレステロール過多となり血管の劣化が心配になりますね。
何故美味しい物が好きなのか?と自分自身に問うてみると、僕自身濃い味付けの物が好きだと言う事が思い付きました。
濃い味付けの料理は食べた実感がありますし腹持ちもします。
そして喉が渇くのでビールを飲みます。
すると肥満や不健康へまっしぐらに突き進みます。
何も美味な物を食べるなと言う訳じゃありません。
美味なものはたまに食べるから有難味があるのです。
そして何よりも健康で体調が良い状態で美味しい料理も楽しめますね。
病気で体調が悪い時には濃い味付けのものは出来れば食べたくないものです。
スタミナを付けようと腹いっぱい食べると却って疲労する
よく沢山食べないと力が出ないと言われる事がありますが果たしてそうでしょうか?
通説に寄る思い込みや食いしん坊の言い訳に過ぎないのではないでしょうか。
大量のエネルギーを消費するスポーツ選手であればその限りではないでしょうが、僕も含めて多くの人は普通の人です。
例え毎日運動していると言ってもアスリートレベルではないでしょう。
そんな人間がエネルギー消費量を超えた食物を摂取しても取り入れた栄養素を処理し切れないのは自明の理だと思います。
自然を見渡してみても海や河などで富栄養化が過剰になると赤潮などが発生して結局汚染されてしまいます。
人間の身体も自然の一部ですので当然同じ結果になるのだと思います。
目標を見つけて取敢えず続けてみよう
食べる量を控える事は健康状態を維持したりダイエットに効果がある事は間違いないと思います。
しかし上に書いたようになかなか踏ん切りを着けるのは大変な様です。
僕の場合は健康でいたい事も去ることながら、やってみようと思うモチベーションの源泉はスキーでした。
この数年間増加する体重や体型でスキーをするのは非常にキツかった。
毎年シーズンオフには今度こそベストな状態でシーズンインしようと思いながら根が怠け者なので実行できませんでした。そして後悔を繰り返していたのですが、そもそもこうしてスキーに打ち込める環境にいれる幸せをもっと考えた方が良いと思ってやっと実行に移せました。
来年は今までと同じようにスキーが出来るとは限りません。
年齢の事も考えると現状ではいつまでも無理は効かない、そんな事も考えました。
であれば今出来る事をやろうと思ったのが実行に至った経緯です。
人それぞれモチベーションの源泉があると思いますので、一度そう言った事を掘り起こしてみるのも決断に至るプロセスとなるでしょう。
長々と書きましたが、美味しいものを食べ続けたいと言う気持ちにちょっと違う角度からアプローチしてみませんか。
何も今後一切食べるなと言う事ではありません。
美味しいものはたまに食べるから美味しいのだし、健康な状態であってこそ美味しいのです。
おまけに節食すればダイエットも確実に進むし楽しみが増えますね。
今まで躊躇していた人はちょっと視点を変えて是非「極少食」を実行してみる事をお勧めします。
きっとやって良かったと思うはずです。
それでは今回はこの辺で。
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