長野県北部にある野沢温泉スキー場。
バリエーションに富んだ国内最大級のロングコースを抱える歴史あるスキー場です。
僕もかつてはホームゲレンデとして利用していた事もありました。今でもシーズンには数度訪れます。
麓の温泉も楽しみのひとつですね。
野沢温泉スキー場の投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/4802
昨年からスキー場下部の日影ゲレンデを総合運動公園として整備して、夏の間にもさまざまなアトラクションが設置されました。
その中のひとつにピスラボゲレンデがあり、今回滑る機会がありましたので紹介したいと思います。
ピスラボゲレンデとはサマースキー専用マットを敷き詰めたゲレンデの事で、関西在住の僕は岐阜県のウイングヒルズ白鳥スキー場によく練習に行くのですが、今回は馴染みのある野沢温泉にまで足を伸ばしたのでした。
ウイングヒルズ白鳥の投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/6913

日影ゲレンデの約半分をサマーゲレンデとして使用しています。

日影ゲレンデは斜度は中斜面なので、滑走性が悪いサマーゲレンデの中でも滑り応えがあるでしょう。

冬場と違い、ゲレンデ間近までクルマでアプローチが出来ます。

サマーゲレンデの他に様々なアトラクションも存在しています。
特にワイヤーでゲレンデ上部から下部まで滑降する「ジップ・スカイライド」はもうひとつの目玉アトラクションです。


ゲレンデ最下部にあるインフォメーションセンター。



ジップライドの料金です。ちょっと高いかな・・・

サマースキーのレンタルは最新機種が揃えられています。

ゲレンデ脇に駐車場。自然の地形のまま(冬場はゲレンデの真っ只中)なのでアップダウンがあって多少不便さを感じますね。

新しいマットなので滑り心地は最高です。
感想
野沢温泉のサマーゲレンデの長さはウイングヒルズの約半分の500mだそうです。
しかし途中に緩斜面がほぼ存在しませんので、スピードが乗るため実践的な練習には打ってつけだと思います。
なによりもオープンして2年目ですので、ピスラボマットの毛足が長く、グリップが抜群で、他のピスラボゲレンデの中ではダントツに滑り甲斐があると思います。
課題は来年以降の営業でどれくらい新品のマットに交換されるか?ここに掛かって来るのではないでしょうか。
下部に段差が二つ存在していますので、ウェーブを越える良い練習にもなると思います。
惜しむらくはゲレンデレイアウトでしょうか。
ゲレンデ最下部にあるセンターハウスに発券・レンタル・チューンナップの施設が集中していますので、ゲレンデからの距離が遠く、その辺りの導線が悪いかなと少し感じました。
まぁ自然の地形を利用していますし、メインは冬のシーズンですのである程度は目をつぶらないといけませんね。
とにかく野沢温泉のピスラボゲレンデは斜度もマットの状況も最高ランクだと思いますので、冬のための練習には打ってつけのサマーゲレンデだと思います。
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