もうワンランク上のスキー操作を目指そう!ターンの成否は切換から谷回りで全て決まる

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スキー操作で重要な事を今夏オフトレでのサマースキーで実感した事を書いています。

前回は「外向傾」について書いてみました。

 

スキー操作の基本「外向傾姿勢」に関する投稿はこちら

https://allseasonski.com/archives/7398

 

今回はターン構成する上で重要な「切換から谷回り」について実感した事を書き綴ってみたいと思います。

切換する時の「重心移動」そして雪上の滑りの中ではなかなか実感し難い「谷回り」ですが、プラマットの場合は雪上より滑走速度も遅いので、しっかりエッジを砥いでさえすれば、遠心力とのバランスを取ってしっかり谷回りを実感でき、冬に向けた良い練習になると思います。

その際雪上とは若干異なる部分がありますので、それは最後に注意点として挙げたいと思います。

尚、注意点ですが、本文で取り上げている滑りは全てロングターンをベースにしていますのでその点ご了承ください。

 

それでは始めましょう。

 

ポイントは2つだと思います。

1.切換からの重心移動をいかにスムーズかつ大胆に行えるか。

2.谷回りで斜面に対していかに垂直の軸を作れるか。

 

順を追って説明したいと思います。

 

1.切換からの重心移動をいかにスムーズかつ大胆に行えるか。

フォールラインを過ぎて山回りに入ると谷側のスキーに荷重を掛けると共に身体から離れていたスキーが徐々に身体の真下に戻って来ます。

ターンマックスの時、圧を加えるため脚は縮み、そしてスキーは最大限たわんだ状態となります。

これを解放して谷回りに入る局面が「切換」となる訳ですが、その際の注意点としては

 

  • 谷脚の小指側に重心を掛け(移動し)、スキーの滑走面を斜面に対してフラットにする(この時スキーのトップ部分アウトサイドエッジに重心が掛かるイメージを持ったらそれ以上倒れ込まないよう心掛ける)。

 

▲外脚小指方向、外スキーアウトサイドエッジに向かって重心を移動させて行きます(黄色矢印)。

 

  • 切換時での谷脚は次のターンの内脚となりますので、滑走面がフラットになったら内脚の股関節を谷方向に向かって思い切って外旋して行きます。これにより重心が谷方向に移動して行きます(重心移動)。この際重心を上に抜きたくなりますが、極力そうした動作を廃して平行に移動したいものです。

 

▲黄色方向に重心移動しながら更に内股関節を外旋させて更に重心移動を行います(青い線)。出来るだけ上に圧を抜かないように注意しましょう。スキーの進行方向は無理に谷に曲げようとしない事。

 

2.谷回りで斜面に対していかに垂直の軸を作れるか。

たわみが解放される事でスキーは走り、身体の外に出て行きます。この際、スキーを谷側に落とし込みたいところですが、そうしてしまうと腰がターン内側に回ってしまうおそれが生じますので、上体は遠心力を受け止める方向にセットしてターンしたいのをグッと我慢します。

  • 上体を谷方向に重心移動させて行き、両脚の間に重心を置きつつ外スキーのインサイドエッジが雪面にグリップするのを感じつつ、スキートップがフォールラインに向くのを待ちます。この時体勢はストレートに内倒した様子となります。斜面に対して一本の軸が立っているような感じです。注意すればこの時に外スキーのトップとテールを支点にしたインサイドエッジに乗って谷回りしているのを実感できると思います。

 

▲斜面に対して一本の軸を意識して(青矢印)外スキートップとテールを支点にスキーを撓ませてエッジに乗っているのを感じながら谷回りしていく(ピンクの線)。

 

まとめ

ターンにおける切換から谷回りにかけてのスキー操作について焦点を当ててみました。

なぜ切換から谷回りまでなのか?

理由はこの部分を上手く処理出来ればターンの殆どは成功したも同然だと言う事をサマースキーで実感したからです。

フォールラインを過ぎてからは内脚を土台として外脚を垂直に荷重し、徐々に外傾を強めていく(腰にタメを作る)事に注力すれば良いと思います。ターン後半はスキーが身体の下に戻って来る事もあり曲げ荷重となるはずです。

 

▲内脚を土台にして外脚を垂直に荷重します。腰にタメを作って外スキーへの働きかけを強くします。

 

そしてこの部分はスキーをする上でおそらく誰もが意識せずとも自然に行う動作だと思います(上手く出来るか否かはともかく)。

その際、外脚を雪面に対して垂直に加圧する事に注意してください。

垂直に押しているつもりが横に押し出していると言う事はよく起こり得る操作です。

 

▲垂直に荷重しているつもりが横に押し出している事がよくありますのでそうならないように注意!

 

もうひとつの注意点としては、僕の様にサマースキーで上手く出来ても実際の雪上では思った様に操作出来ない事です。

エッジを砥いでさえすればプラマットの斜面は足元のグリップはしっかりとしていますので、切換時の重心移動が無意識に上体を谷側に倒し込んでしまいがちになります。

雪上で同じ感覚で重心移動を行うと、過度に内倒してしまいますので、雪上では切換の始動は足元から動かす事に細心の注意を払って行うようにしましょう。

これはプラマットで好調だった自分への注意喚起でもあります。

 

今シーズンは上記に留意しながら更なる上達を目指したいと思います。

読んで頂く方の滑りの参考になれば嬉しいです。

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