以前も紹介した大阪市大正区にある沖縄料理のお店「やまねこ」ですが、前回訪問した時は大人数だった事もあり、話に夢中で店内の雰囲気や料理などもじっくり紹介出来ませんでした。今回また訪問する機会があり、少人数で余裕もあったのでじっくり紹介したいと思います。
前回訪問した時の投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/6350
何度も書いていますが、大阪市大正区と言う場所は沖縄からの移住者が多く住まわれ、駅前を中心にこうした沖縄料理のお店も多いのです。
しかも庶民的でリーズナブルなお店ばかりですので、機会があれば訪れて見られたら良いでしょうね。
では改めて「やまねこ」を紹介してみましょう。


店内の様子です。
キッチンを囲んだカウンター席とその横には20畳ほどの縦長の座敷の構成となっています。

年季が入った店内には懐かしい装飾が施されていますね。
昭和の匂いがプンプンします。

まずは一杯。
当然沖縄の「オリオンビール」でしょう。

そしてそのアテには先ずは「豆腐よう」。
最近はポピュラーなのでしょうか?豆腐を泡盛に漬けて発酵させたものです。
少しずつ削ってチビチビ食します。
味は濃厚なチーズのようでまさにお酒に絶好にマッチする一品ですね。

定番の「ゴーヤチャンプル」です。
おかんが作るカレーの様にゴーヤ、島豆腐、スパムミートが薄っぺらくなくゴロゴロ感満載なのがこちらの特徴。

続いて「ナーベラチャンプル」。
ナーベラとはへちまの事です。
沖縄料理として食べるまで、へちまは繊維にしてタワシにするものだとばかり思っていました(笑)つまり食用にはならないと思っていた訳です。
本土で慣れ親しんだポピュラーな瓜の食材では味わえない食感、適度な弾力とでも言いましょうか、そうした不思議な感覚がクセになる一品ですね。

「ラフテー(豚の角煮)」は以前も紹介しましたが、こちらのラフテーはお上品に綺麗な器にチョコンと盛られたものでなく、素っ気ない皿にドカンと盛られて出されるのが印象的です。
まさに飾り気のない家庭料理の雰囲気。

そしてこれが隠れ人気ナンバーワンの「もずくの天ぷら」となります。
実はそんなに好んでもずくを食べる習慣がない僕は見た目もモッチャリしているので最初は敬遠していたのですが、一口食べてフワフワして香ばしいこの一品が大好きになりました。
手でちぎってビールと共に口に放り込むのが良さそうです。
感想
今回は余裕を持ってお店を紹介出来ました。
大正駅前は京セラドームなどもあり近年賑わいを見せる土地柄になりましたが、沖縄の街としての側面もあり、独特な雰囲気を醸し出しているのも確かです。
駅前にはこうした沖縄料理のお店を筆頭に庶民的な飲食店が狭い一角にひしめき合っており、平成の時代ももうすぐ終わりとなりますが、さかのぼって昭和の匂いがまだまだ残る土地柄でもあると思います。
そうした中でこの「やまねこ」は店構えも店内もドップリ昭和の雰囲気を醸し出す上に、沖縄特有のゆる~い空気感が店内に漂い、加えて料理も美味しく、こちらを愛するリピーターが多い事が特徴です。
リーズナブルで美味しい料理だけでなく、沖縄特有のゆったりした雰囲気がリピートを呼ぶのでしょう。
お店の詳細はこちら
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270401/27017698/
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