書評:「一歩を踏み出すための道徳」平光雄 著 廣済堂出版

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友人の方からの紹介で手に取った本。
著者の平さんは小学校教師として生徒の指導経験から人の成長はその内面とどれだけ向き合って気づきを得ることができるかに掛かってると言う。
この本の主張は下記の通り。
ありのままで良いと言うがそれはその人の「あり方」であって努力を放棄すると言うことではない。
人には内向型と外向型の二種類おり、それぞれの行動パターンや表現方法が違うので、画一的な見方や教育(この人は教育者なので)をしてはならない。
以上をベースにしてやる気の出し方や自信の持ち方、そして成長の方法の具体例 を示している。
いずれも小学生に教え聞かせた内容なので、平易なたとえを用いて説明しているだけに分かりやすい。
しかし人によっては余りにも当たり前過ぎて刺激が少なく拍子抜けするかも知れない。
僕がなるほどと思ったのは下記二点。
成長曲線は一気に右肩上がりではなく途中何度も踊り場がある。変化がないと思ってもそこであきらめるな。確実に成長してるから。
これは自分に置き換えて非常に勇気の出る言葉だと思いました。スポーツ界では有名なプラトーの理論と言うらしいです。
自分はつながりの中にいる。人の迷惑にならないからと言って好き勝手にして良い訳ではない。
これも当たり前っちゃ当たり前の話ですが、なかなか大人になってもこんなことを言う人も多いんじゃないでしょうか。
僕も忘れがちになることなので事あるごとに思い出した方が良いかも知れません。
繰り返しますが、この本は人には内向的・外向的という二種類のタイプの人が存在するので、努力の仕方もそれぞれに合った方法でやらなければならない。
そして人の成長とは心の成長だということです。
いわゆるスキルを示した内容ではないのでそういうものを求める人には物足りないかも知れません。
正直僕も読んで見て「何じゃこりゃ?当たり前やん」と思ったのも否めません。
しかしそういう僕みたいなタイプの人間は 事あるごとにこの本を開いて己の行動を振り返った方が良いんじゃないか?と思います。
そういう本です。

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