兵庫県の但馬地方に位置する「おじろスキー場」に行って来ましたので紹介したいと思います。
こちらはハチ・ハチ北スキー場、ハイパーボール東鉢・スカイバレー、氷ノ山国際と高度が高い位置に存在する雪質や量とも豊富なスキー場が密集するエリアにあるスキー場のひとつで、兵庫県内のスキー場では珍しい(唯一)ゴンドラが存在するスキー場でもあります。
今回有名プロスキーヤーのレッスン会に参加するために初めて訪れました。
さて、どんなところなのでしょう?
近隣のスキー場の投稿
ハチ北スキー場の投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/4857
氷ノ山国際スキー場の投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/7801
奥神鍋スノーパークの投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/4530

ゴンドラステーション脇には駐車場が取り囲むようにレイアウトされています。
急峻な凍結した坂もないので比較的安心して訪れる事が出来ると思います(但しスタッドレスタイヤの装着やチェーン携帯は必須です)。

関西エリアのスキー場では珍しいゴンドラ。それも八人乗りでゆったりとしています。


ゴンドラに乗ってゲレンデを目指します。途中何か所か谷を越えるのでなかなか自動車などではアクセスが難しいロケーションなのかも知れませんね。
それでもかつて連絡リフトが掛かっていた形跡なども見る事が出来ます。
昔は滑りに向かうのも大変だったんです。

ゴンドラを降りると目の前に広大なゲレンデが広がっています。
遮る林もない一枚バーンの様相です。
そしてこの日は天気が良かった!

なんとシングルリフトがまだ現役で頑張っていました。
僕がシングルリフトに乗ったのは実に40年振りでした。
右手に見える斜面(小代コース下部)が我々基礎スキーヤーには格好の練習バーンになりそうです。

第二ペアリフトを降りて中央ゲレンデを上から見たところです。
こちらも朝一のグルーミングされた状態では気持ちの良いロングターンが切れそうです。

レッスン開始。
リフトは3基なので機動的なレッスンが出来そうだと思いました。

右端の第4ペアリフトに乗って最上部へ。
想像以上に奥行きは広くはありませんが起伏に富んでいるので退屈はしないでしょう。
それに雪質量とも豊富なのが魅力ですね。

遠くにハチ北スキー場が見えます。氷ノ山からはハチ高原スキー場が見えましたので、丁度氷ノ山国際スキー場の反対側に存在している事がわかります。
こうしてみるとやはりハチ北は標高が高いですね!
感想
氷ノ山やハチ高原と同じエリアに存在するこちらのスキー場はゴンドラでアクセスするため、自動車でのアクセスがそんなに急峻な坂道を登る必要もなく非常に安全に向かえる事がまず安心材料だと思います。
また標高が高いので、雪質や量も豊富で雪不足になりがちな関西圏のスキー場では非常に貴重な存在ではないかとも思います。
ゲレンデは全体的に中緩斜面が多く、また林でコースがセパレートされているのではなく、起伏に富んだ一枚斜面を斜度によって上中初級コースに分類されたスタイルとなっています。
よってゴンドラを降りてゲレンデ下部から上を眺めると広大なゲレンデが広がっており、また滑っている時も解放感に溢れたファミリー向けの滑りやすいスキー場だと言えるでしょう。
こちらはシングルリフトがまだゲレンデ内で現役で活躍しており、アクセスは関西エリアでは珍しいゴンドラ、ゲレンデ内は殆ど見掛けなくなったシングルリフトと、昭和と平成が入り混じった独特の雰囲気を醸し出していますね(笑)
上級者であればシングルリフト脇の小代コースの下部が斜度もありシングルリフトで回せるので良い練習が出来るのではないでしょうか。
またゲレンデ下部にはドッグランコーナーも設置されているので、まさに家族総出で楽しめるスキー場と言えるでしょう。
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