2月中旬になるとそろそろ来シーズンモデルスキーの試乗が始まります。
2月16-17日に開催された所属するスキークラブの例会においてニューモデルスキーに試乗できる機会がありましたのでレポートします。
国産の老舗メーカー オガサカスキーの基礎スキー向け純競技用モデル TCシリーズの小回り専用モデルである「TC-SS」を試す事が出来ました。
僕は現在TCの2017-18年モデル「TC-SC」を愛用しています、それとの違いも併せて紹介できればと思います。
TC-SCの投稿はこちら
https://allseasonski.com/archives/4808
概要
名称:OGASAKA TC-SS
長さ:165㎝
幅(トップ/センター/テール):120㎜/67㎜/104㎜
サイドカーブ:R=12.6m
構造:サンドイッチ構造
場所:白馬乗鞍温泉スキー場(日程:2月17日/天候:晴/雪質:乾雪)


外観は現行モデルから大きく変更され、非常にシンプルな装いとなりました。
結構思い切った変更です。
賛否はありますが僕は赤い彗星専用MSのようないで立ちで結構好感が持てます。

テール幅が現行モデルから3㎜広くなり、104㎜となりました。
切替から谷回りにかけてのグリップ力の向上が期待できそうです。

サイドウォールも朱色となりました。
オガサカのスキーでサイドウォールをカラーリングを施しているのはかなりレアですね。
このスキーには合っていると思いました。
印象
あくまで僕の印象ですが、現在使用しているTC-SCから履き替えても何ら違和感を感じない操作性が非常に高いスキーだと思いました。
そして大きな印象としてはとにかく軽い!
重量の軽さは現行モデルのTC-SAから素材の見直しを行った結果軽量化されたのでその影響はあると思いますが、重量が軽いと言うよりも操作する上で軽さを感じるのでストレスなくスキーを操る事ができると思いました。
それでいて挙動も安定していると言う絶妙のバランスだと思います。
テール幅が若干広くなったのでターン前半の捉えは良くなる期待はある一方でターン後半の抜けが悪くなった、同じクラブの上級者でこのような印象を持つ人もいましたが、僕はその点はあまり気にはならなかったです。
ただ、コブ斜面では幅広のテールが若干邪魔をし、引っかかって抜けが悪く少し操作に気を遣う印象でした。
ここは好みと慣れの問題だと思います。
外装も含めて素材や操作性も更に進化した、そんな印象を持った一台でした。
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